【ワンルーム条例ってなんですか?】
“ ワンルーム条例 ”というものをご存じでしょうか?
今回は、不動産投資の観点から“ワンルーム条例”について
お話させて頂きたいと思います。(^_^)/
まずワンルーム条例は、各自治体によって名称が違うので、
良く聞く“ ワンルーム条例 ” は通称になります。
このワンルーム条例は、
各自治体がマンションの建築に関して、
独自の制限を設けており、
制限の内容は各自治体によって異なり、
そのワンルーム条例に関する規制は、、、
・法的拘束力のない『 指導要綱 』
・法的拘束力のある『 条例 』
この2つに分かれていています。
規制の目的は、近隣住民とのトラブルや騒音問題の防止など、
近隣住民の良好な生活環境を守る為なのですが、
計画戸数、専有面積、階数等が一定の規模を超える建築物が
規制対象となります。
規制内容は、駐輪場や駐車場、管理人室の設置や、
敷地面積に対する緑化面積等が定められており、
そして、規制内容を遵守したワンルームマンションの建築には、
面積の大きい土地が必要になる為、
ワンルーム条例が不動産投資に与える影響が
非常に大きくなります。
≪補足≫
実際に昨今の都心部への人口集中は増えており、
ワンルームマンションに対する需要は増加傾向にある一方、
規制対象や規制内容は年々強化されており、
実際、昨年度における葛飾区のワンルーム条例の改正により、
計画戸数が規制対象となってしまい、
購入を断念せざるを得なかったという事例出ています(>_<)
この事は以前のコラム書かせて頂いた
【「今年不動産投資開始」VS 「1年後不動産投資開始」どちらが良い!】
にも関係してきますが、、、
都心への人口流入による
ワンルームマンションの需要が高まっている一方で、
ワンルーム条例の規制は年々厳しくなっていく・・・
ここに不動産投資を開始する時期を掛け合わせると、、、
以前よりも非常に悩ましく
資産形成に重要な点になってきていますが、
この矛盾を解決するのが、
わたくし共のお仕事になります(^_^)/
その為、ワンルーム条例が何を基準として適用になるのかを
把握しつつ限られた敷地に対して、
収益最大効率のプランニングに関するスキルやノウハウを
持ち合わせている設計士や建築士はとても重要になります。
ワンルーム条例は、条文が複雑になっている場合もあるので、
都心部のプランニングに慣れている
設計士や建築士に依頼するようにしてくださいね(#^.^#)
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