旗竿地って何ですか。
今回は、不動産投資を始める上で重要な “ 土地選定 ” について、お話させていただきます。
土地選定の際に、注意しなければいけないことは、敷地の形状です。
東京都内では、「 旗竿地 」と呼ばれる不整形で歪な土地が多く出回っています。
旗竿地とは、接道している通路部分とその奥にある土地で形成されている敷地のことを言います。
上空から見たときに、敷地形状がその名の通り「 旗竿 」 のようになっています。
旗竿地は、比較的に低価格で購入することが可能です。
低価格な理由としては、建築制限が掛かるからです。
東京都では安全条例により、旗竿地に共同住宅を建築することは、原則禁止されています。
小規模での建築は可能ですが、規制がかなり厳しいです。
長屋であれば建築可能ですが、通路の幅員や長さによって、規模が制限されてしまいます。
敷地面積が十分にある旗竿地でも、住戸数や階数に制限があるため、効率的なプランニングをすることができません。
敷地面積が大きく、低価格であるという理由で購入してしまい、
「共同住宅の建築が不可能だった、、、若しくは思った様な建物が建たなかった、、、」
といったケースが多く見受けられます。
旗竿地で収益不動産を建築しようと考えている方は、
どのくらいの規模の収益不動産が建築可能なのか
事前に確認するようにしてください(^^)/
特に23区の狭小地の場合、建築士の免許は持っていても、
慣れていない建築士だと最大効率のプランを入れる事が出来ない
なんて事も良くあるので、相談する際にはご注意下さいね(>_<